コラボフロー 2.21.0 では、ColdFusion 2023 が新しく動作対象となりましたが、「ColdFusion 2023 Update 11」が適用されている必要があります。
以下の内容をご確認いただき、コラボフローを利用するための設定を実施していただけますよう、お願いいたします。
対象環境
- コラボフロー 2.21.0 を ColdFusion 2023 の環境でご利用予定
- ColdFusion 2023 を新規でインストールしている
ColdFusionをアップデートする
サムライズ社(ColdFusion販売代理店)の以下記事を確認し、アップデートを適用します。
ColdFusionの設定を変更する
コラボフローを利用するための設定を行います。
cfserialfilter.txt ファイルの修正
サムライズ社(ColdFusion販売代理店)の以下記事を確認し、「(方法1)cfserialfilter.txtに”coldfusion.filter.FormScope;”を追加する」を実施してください。
なお、この対応はColdFusionのアップデートを実施すると初期化されるため、アップデートの操作を行った場合は、初期化されていないか確認をしてください。
JVM引数の編集
コラボフローの動作に必要となる設定を行います。
事前準備
設定を誤りますとColdFusionが起動できなくなる場合がありますので、必ず事前に以下のファイルをコピーしてバックアップしてください。
バックアップするファイル
・C:\ColdFusion2023\cfusion\bin\jvm.config
※「C:\ColdFusion2023」は、ColdFusionのインストール先フォルダによって異なります。
設定変更
-
Webサーバーへログインします。
-
スタート > アプリ > Adobe > Administrator からColdFusionの管理画面を開き、ログインします。
※メニューが見当たらない場合は、ブラウザーから以下URLにアクセスしてください。
http://127.0.0.1:8500/CFIDE/administrator/ -
左側のメニューから「サーバの設定 > JavaとJVM」画面を表示します。
-
「JVM 引数」項目の一番最後に、以下の設定値を半角空白で区切って追加します。
設定値: -Dcoldfusion.searchimplicitscopes=true -Dcoldfusion.encryption.useCFMX_COMPATAsDefault=TRUE
【設定例】
-
「変更の送信」ボタンをクリックします。
設定を復元する手順について
ColdFusion Applicationサービスを開始しても、状態が実行中にならない(停止してしまう)場合は、JVMの設定に問題があります。
事前準備でバックアップしておいたファイル「jvm.config」を元の場所に上書きして元に戻し、ColdFusion Applicationサービスを開始することでリカバリできます。
プロキシについて
ColdFusionのアップデートにWebプロキシサーバーを経由する必要がある場合は、以下の記事を参考されるか、次項の手動で適用をご検討ください。
ColdFusionのアップデータを手動で適用する
ColdFusionのアップデートに必要なファイルを手動でダウンロードしてコマンドプロンプトを利用した更新を実施するには、サムライズ社の以下の記事を参照ください。
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。