JavaScript APIを使って、コラボフロー REST APIを実行する方法について説明します。
JavaScript APIでは、コラボフロー REST APIを呼び出すための関数が用意されています。
関数はそれぞれHTTPメソッド毎に用意されており、どの関数も非同期で処理され、Promiseを返します。
サーバーからデータを受信したらthen()で登録したハンドラーが呼び出されます。
コラボフロー REST API呼び出し
関数
コラボフロー REST APIを呼び出す際のメソッド毎に関数が用意されています。
引数、戻り値はどの関数を利用した場合でも同一です。
// getメソッドでの呼び出し
collaboflow.api.get(path, parameters);
// postメソッドでの呼び出し
collaboflow.api.post(path, parameters);
// putメソッドでの呼び出し
collaboflow.api.put(path, parameters);
// deleteメソッドでの呼び出し
collaboflow.api.delete(path, parameters);
引数
引数 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
path | string | REST APIリファレンスに記載のパスを指定します |
parameters | object | REST APIに応じたパラメータをオブジェクト型で指定します。 |
記述例
(function() {
// リストが変更されたら関連文書の情報を取得する
collaboflow.events.on('request.input.fidList.change', function(event) {
const refId = event.parts.fidOtherDocumentID.value;
console.log('関連の文書ID:' + refId);
// コラボフローAPIで申請書情報を取得
collaboflow.api.get('/v1/documents/' + refId, {
"app_cd": 1,
})
.then(function(response) {
// HTTPステータスと応答ボディ
console.log(response.status, response.body);
// API応答がエラーとなった場合の処理
if(response.body.error) {
console.log('失敗', response.body.messages);
return;
}
// REST APIに応じた処理
event.parts.fidCaption.value = response.body.title;
})
.catch(function(err) {
console.log(err);
});
});
})();
戻り値
then()で登録したイベントハンドラーで受け取るresponseオブジェクトの内容を示します。
プロパティ名 | タイプ | 補足 |
---|---|---|
status | numeric | REST APIが返した応答HTTPステータスコードです。 詳細はREST APIリファレンスを参照ください。 |
status_text | string | |
headers | object | コラボフローサーバーから受信したヘッダー情報です。 |
body | object | REST APIからの応答内容(JSON)が、オブジェクト型に変換した状態で格納されています。 |
制限事項
JavaScript APIでは、REST APIリファレンスに記載されている「帳票出力API」を利用できません。
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