「条件分岐」経路アイテムを使うと申請内容を条件に経路を分岐できます。
設定手順
手順1
経路アイテム間にある「ADD」をクリックして基本アイテム「条件分岐」を選択し、後述の「条件グループと条件設定」を参考に条件を設定します。
手順2
選択した場所に経路アイテムが追加され、“通常経路”と“分岐経路”からなる二分岐経路が作成されます。
分岐経路側には設定した分岐条件の概要が表示されます。
手順3
経路の途中にある「ADD」をクリックして同経路を通過する時の経路アイテムを設定します。
判定はもちろん、メール送信経路アイテムなど任意のアイテムも複数設定できます。
以下は分岐経路に判定経路アイテムを設定した例です。
条件グループと条件設定
「条件グループ」を1つの単位として、いずれかのグループ内で設定した条件が全て成立すると分岐経路側を通る申請ルートになります。
- 条件グループ同士がOR条件となり、グループ内の条件設定がAND条件として機能します。
- 初期表示では1グループしか表示されていません。
条件を増やす | 条件グループ内に条件設定を追加します。(AND条件の追加) |
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条件を減らす |
条件グループ内の一番下にある条件設定を削除します。 ※条件グループ内に条件設定が複数ある場合のみこのボタンが表示されます。 |
グループ削除 |
該当の条件グループを削除します。 ※条件グループが複数ある場合のみこのボタンが表示されます。 |
条件グループ追加 |
条件グループを追加します。(OR条件の追加) 追加したグループ内に最低1つの条件設定をする必要があります。 |
分岐条件
「データ種別」と「フォーム項目」、項目に対する「基準値・比較条件」を指定して分岐条件を設定します。
データ種別 |
「数値・金額」「文字列」「日付」の3種類から選択できます。 データ種別を選択すると適合するフォーム項目が表示されます。 |
---|---|
フォーム項目 | 比較するフォーム項目を選択できます。 |
基準値 |
フォーム項目と比較する値を入力します。 比較条件によっては基準値が不要な場合があります。 |
比較条件 | フォーム項目と基準値に対する比較方法を選択できます。 |
データ種別ごとに次のような条件を設定できます。
数値・金額の場合
条件が成立する最小値、最大値を設定できます。
- 「xxx以上の場合」とするには最小値だけ設定し、最大値は空欄にします。
- 「xxx以下の場合」とするには最小値は空欄にし、最大値だけ設定します。
文字列の場合
基準となる文字列を「含む」「含まない」場合のほかに、「未入力」「入力済み」の場合を条件に設定できます。
- フォーム項目のほかに「申請部署」「文書タイトル」「申請者役職」「申請部署表示名」も比較対象にできます。
- 「申請者役職」は申請部署に付与されている役職です。
- ラジオボタンパーツ、リストパーツは選択された項目の「値」が比較条件になります。
日付の場合
基準日と「同日」「より前」や「より後」の日付を条件に設定できます。
- “より前”や、“より後”は同日を含みません。
- 以降・以前を条件とするには基準日を調整するか、条件グループを併用します。
項目が無い場合
選択したデータ種別に該当する項目が存在しない場合は「該当するパーツが存在しません」と表示されます。
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