タスク依頼アイテム

経路の途中で関連した申請書の起案を依頼する「タスク」を作成できます。

タスク依頼の設定

「タスク依頼」経路アイテムを使うと、申請途中や決裁後など任意のタイミングで申請者や指定したグループに所属するユーザに対して起案タスクを作成できます。
また、起案する申請書に対してデータの関連付け（転記設定）をして入力の手間を省くことができます。

転記元と転記先の関連付け

「転記先」の上部で経路カテゴリーを選択し、タスクによって起案を依頼する申請経路を選択します。

転記先が選択済みの場合

次のように [転記先を再選択] をクリックして一度全ての転記設定を解除します。
その後、依頼する経路を選択と転記設定などを行います。

転記元と転記先の詳細設定

詳細設定では、転記元のパーツと転記先のパーツを関連付けます。
ここで設定された内容に応じて、転記処理の際には転記元から転記先にデータがコピーされます。

上記のような設定項目で、それぞれのパーツごとに「転記元」と「転記先」を選択していきます。
転記先エリアをクリックすることで転記先として選択可能なパーツがプルダウンリストで表示されますので、関連付けたいパーツを選択してください。

また、 [FIDが同じパーツ同士を関連付ける] をクリックすると、転記元と転記先でFIDが同じパーツ同士が、自動的に関連付けられます。

転記元テーブルと転記先テーブルの関連付け

転記元テーブルと転記先テーブルの関連付けでは、転記先のテーブルを選択します。
「転記元」のフォームにテーブルパーツが存在する場合は、テーブルパーツ名のタブが表示され、タブをクリックすると、転記先テーブルの選択画面が表示されます。

テーブルの転記元と転記先の詳細設定

詳細設定では、転記元テーブルのパーツと転記先テーブルのパーツを関連付けます。
ここで設定された内容に応じて、転記処理の際には転記元テーブルから転記先テーブルにデータがコピーされます。

タスク設定

タスク設定では、このパーツを通過した際に依頼される「タスク」の内容を設定することができます。

タスク名	転記を依頼するタスクの名前を指定します。入力欄の上にあるリストボックスから、転記元フォームのパーツを選択してタスク名に組み込む事ができます。パーツを組み込むと、対象のパーツの値がタスク名に反映されます。
タスク依頼時に付与するメッセージ	タスクを依頼した際に、相手に送られるメッセージを指定します。入力欄の上にあるリストボックスから、転記元フォームのパーツを選択してメッセージに組み込む事ができます。パーツを組み込むと、対象のパーツの値がメッセージに反映されます。
タスク依頼時にメールを送信する	タスク依頼を行う際に、タスク依頼があった事を通知するメールを送信します。
タスクの依頼先	タスクの依頼先を設定します。新規作成時は、「申請者」が依頼先として選択されています。グループを選択することで、グループに所属するユーザに依頼することができます。申請者とグループの指定は排他で、グループは１つのみ選択できます。 ※依頼先を「申請者」に設定し、転記元の申請書を代理申請した場合、本来の申請者がタスクの依頼先のユーザーとなります。　代理申請者に、タスクは表示されません。
タスクの期限	タスクの期限を設定します。「日付パーツから選択」のプルダウンリストには転記元のフォーム内にある日付パーツが表示されます。選択された日付パーツに入力されている日付がタスクの期限として設定され、タスク一覧、タスク詳細画面に表示されます。
タスクの完了条件	タスクの完了条件を設定します。「転記先の申請書が提出されると完了」の場合は、タスク一覧から申請を行った時点で完了となり、依頼されたタスクはタスク一覧の「完了済み」タブに表示されるようになります。「転記先の申請書が提出され、決裁されると完了」の場合は、タスク一覧から申請を行い、その申請書が決裁されると完了となり、依頼されたタスクはタスク一覧の「完了済み」タブに表示されるようになります。
催促メール設定	タスクの催促メールの設定をします。催促メールの設定は「タスクの期限」で「日付パーツから選択」を選択し、プルダウンリストから日付を選択すると表示されます。
登録	設定内容で経路アイテムを登録します。
編集	設定内容で経路アイテムを編集します。
削除	設定済みの経路アイテムを削除します。

催促メール設定

催促メール設定では、催促メールの初回配信日、繰り返し配信、配信先を設定することができます。

催促メールの初回配信日	催促メールの初回配信日を設定します。「タスクの期限日当日」の場合は、タスクの期限当日に催促メールが送信されます。「タスクの期限日の○日前」の場合は、タスクの期限日の「◯日前」に催促メールが送信されます。
催促メールの繰り返し配信	催促メールの繰り返し配信を設定します。「初回のみ」の場合は、催促メールの初回配信日で指定された日のみ、催促メールが送信されます。「繰り返し配信」の場合は、催促メールの初回配信日から指定された日数毎に催促メールが送信されます。タスクを完了するまで繰り返し送信されます。
催促メールの配信先	催促メールの配信先を設定します。「タスク担当者のみ」の場合は、タスクの担当者にのみ催促メールが送信されます。「タスク担当者に加え、下記のメンバーにCCを送信」の場合は、担当者に加えて、選択されたメンバーに催促メールが送信されます。

パーツ関連付けの制限事項

転記するパーツは重複して設定することはできません。
転記元パーツが「テキスト一行（数値/金額）」、「数値」の場合のみ、転記先パーツに「テキスト一行（数値/金額）」、「数値」を選択する事ができます。
転記元パーツが「日付」の場合のみ、転記先パーツに「日付」を選択する事ができます。
転記元パーツが「添付ファイル」の場合のみ、転記先パーツに「添付ファイル」を選択する事ができます。
以下のパーツは関連付けがおこなえず、転記の対象外となります。
- 自動計算パーツ
- Excel 添付取込パーツ
- 画像パーツ
- ラベルパーツ
[FIDが同じパーツ同士を関連付ける] でパーツ関連付けをおこなう際、転記元と転記先で、パーツIDの大文字・小文字が区別されます。