転記申請を設定すると、完了した申請を元に、その申請内容を転記して別の申請を開始することができます。
例えば、出張申請書の内容を自動的に出張報告書に転記して申請を開始すること等が可能です。
転記申請を設定するためには、「転記元」となる申請と、「転記先」となる申請が必要です。
転記設定を開始する
作成済みの経路編集画面から、転記設定をおこなうことができます。
転記元・転記先の関連付け
転記元のデータ項目を、転記先のデータ項目に、どのように関連付けるかを、この画面で設定します。最後に [設定する] をクリックすると、転記設定は完了です。
転記先の選択
転記元と転記先の関連付けでは、転記先の経路を選択します。下記の未選択の状態では、「転記先」欄から経路のカテゴリーで転記先の経路を絞込み、転記先を選択します。
転記先が選択されている場合は、次のように [転記先を再選択] が表示されます。
[転記先を再選択] をクリックすると、これまでの転記設定は全て解除され、新しい経路を選択しなおして、再設定をおこなうこととなります。
パーツの関連付け設定
転記元のパーツと転記先のパーツを関連付けます。ここで設定された内容に応じて、転記処理の際には転記元から転記先にデータがコピーされます。
上記のような設定項目で、それぞれのパーツごとに「転記元」と「転記先」を選択していきます。転記先エリアをクリックすることで転記先として選択可能なパーツがプルダウンリストで表示されますので、関連付けたいパーツを選択してください。
また、 [FIDが同じパーツ同士を関連付ける] をクリックすると、転記元と転記先でFIDが同じパーツ同士が、自動的に関連付けられます。
テーブルの関連付け
「転記元」のフォームに明細やテーブルパーツが存在する場合は、明細やテーブルパーツ名のタブが表示され、タブをクリックすると、転記先テーブルの選択画面が表示されます。
転記元テーブルのパーツと転記先テーブルのパーツを関連付けます。ここで設定された内容に応じて、転記処理の際には転記元テーブルから転記先テーブルにデータがコピーされます。
一覧画面での表示
設定が完了すると、既存経路一覧画面で、転記先の情報が表示されるようになります。
制限事項
- 決裁済みの申請書のみ転記が可能です。
- 転記元パーツが「テキスト一行(数値/金額)」、「数値」の場合のみ、転記先パーツに「テキスト一行(数値/金額)」、「数値」を選択する事ができます。
- 転記元パーツが「日付」の場合のみ、転記先パーツに「日付」を選択する事ができます。
- 転記先パーツに「自動計算」を選択する事はできません。
- 転記元パーツが「添付ファイル」の場合のみ、転記先パーツに「添付ファイル」を選択する事ができます。
- 以下のパーツは、転記の対象外となります。
- Excel添付取込パーツ
- 画像パーツ
- ラベルパーツ
- [FIDが同じパーツ同士を関連付ける] でパーツ関連付けをおこなう際、転記元と転記先で、パーツIDの大文字・小文字が区別されます。
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