サイボウズOfficeのトップページに、コラボフローの申請状況を表示することができます。
前提条件
申請状況を表示するには、サイボウズOfficeおよびコラボフローがともにSAML認証によるシングルサインオン(SSO)構成されている必要があります。
SSOを構成するには認証プロバイダーサービス(AzureAD、HENNGE One等)の利用が必要となります。
1.アプリケーションコードの確認
申請状況を表示したいコラボフローのアプリケーションコードを確認します。
- システム管理者としてコラボフローにログインします。
- システム管理(歯車アイコン) > アプリ管理を開きます。
- 一覧にあるコラボフローアプリケーションの、「コード」欄がアプリケーションコードです。
2.サイボウズOfficeのトップページに(任意のURL)パーツを設置
- サイボウズOfficeにログインします。
- 右上の人物アイコン > 個人設定を開きます。
- カスタマイズ > トップページをクリックし、トップページのカスタマイズを開きます。
- トップページのカスタマイズが「無効」になっている場合は、[有効にする]ボタンをクリックしてカスタマイズを有効にする必要があります。
- コラボフローの申請状況を配置したい段の[追加する]ボタンをクリックします。
- パーツの種類で「(任意のURL)」を選択し、[追加する]ボタンをクリックします。
3.(任意のURL)パーツを設定
- 追加した(任意のURL)パーツの[変更する]ボタンをクリックします。
- URLには以下の形式で入力します。
※ {インスタンス名} は、個社毎の固有の部分です。https://cloud.collaboflow.com/{インスタンス名}/index.cfm?app_cd={セクション1で確認したアプリケーションコード}&fuseaction=clz_portlet
クラウド環境の場合のURL例: https://cloud.collaboflow.com/{インスタンス名}/ - 任意のタイトルを設定し、[変更する]ボタンをクリックします。
4. トップページ表示の確認
トップページに戻り、コラボフローの申請状況が表示されていれば配置完了です。
補足
申請状況は、コラボフローのアプリケーション毎に作成します。
コラボフローに複数のアプリケーションがある場合は、アプリケーション毎に
サイボウズOfficeで(任意のURL)パーツを設定する必要があります。
注意事項
macOS・iOSをご利用の場合
「サイト越えトラッキング」の設定と確認をしてください。
Safariをご利用の場合
以下手順にて「サイト越えトラッキングを防ぐ」をOFFにします。
- 認証プロバイダーサービス、及びコラボフローから一度ログオフします。
- Webサイト越えトラッキングを許可します。
macOSの場合
以下手順で「サイト越えトラッキングを防ぐ」をOFFにします。
MacのSafariでサイト越えトラッキングを防ぐ
iOSの場合
設定アプリのSafari>「サイト越えトラッキングを防ぐ」をOFFにします。 - コラボフローにアクセスします。
- 認証プロバイダーサービスのログイン画面が表示されます。
- ユーザー名、パスワードを入力し、ログインします。
- コラボフローの申請状況を表示できることを確認します。
Google Chromeをご利用の場合
- 認証プロバイダーサービス、及びコラボフローから一度ログオフします。
- Webサイト越えトラッキングを許可します。
macOSの場合
以下サイトの手順で「トラッキング拒否」をOFFにします。
「トラッキング拒否」をオンまたはオフにする
iOSの場合
設定アプリのChrome > 「Webサイト越えトラッキングを許可」をONにします。 - コラボフローのURLにアクセスします。
- 認証プロバイダーサービスのログイン画面が表示されます。
- ユーザー名、パスワードを入力し、ログインします。
- コラボフローの申請状況を表示できることを確認します。
制限事項
クラウド版
SAML認証が未設定またはSAML認証を迂回してサイボウズOfficeやコラボフローにログインした状態では連携ユーザーを把握できないため、申請状況が正常に表示できません。
パッケージ版
パッケージ版は、オープン統合認証の設定が必要です。
以下の記事を参照してください。
サイボウズOfficeのオープン統合認証を使用したシングルサインオンを構成する
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