コラボフローBotを利用するとLINE WORKSからコラボフローの新規申請をおこない、申請書に関する通知を受け取ることができます。
ここでは、コラボフローBotの設定手順と、利用方法について記載します。
※コラボフロー LINE WORKS連携オプションはオプション製品です。利用するには、別途購入が必要です。
※コラボフロー LINE WORKS連携オプションは、クラウド版のみご利用いただけます。
本記事の設定をおこなう前に
以下の記事の内容を、ご確認ならびにご設定ください。
コラボフローBotの設定手順
LINE WORKSでコラボフローの文書を呼び出すために、コラボフローBot専用のトークルームを作成します。
設定手順は、以下の3つの方法があります。
方法1:新規トークルームを作成し、Botを招待する
コラボフローBot専用のトークルームを作成し、コラボフローBotを招待します。
※本設定は、各ユーザーで設定する必要があります。
※コラボフローBotの招待は、PCアプリ版LINE WORKSでは正常に操作できない場合があります。
ブラウザー版LINE WORKSからおこなってください。
- LINE WORKSトーク画面の左上にある[新規作成] をクリックし、トークルームをクリックします。
- 招待用のサブウインドウが表示されるので、右端のBotタブをクリックします。
コラボフローBotを選択し、[OK] をクリックします。
※コラボフローBotが見つからない場合は、コラボフローとLINE WORKSの連携設定がおこなわれていない可能性があります。管理者にご相談ください。 - トークルームの画面下部の [利用開始] をクリックします。
- トークルームの利用が開始されると、コラボフローBotの最初の応答が表示されます。
方法2:「サービス通知」のメッセージからトークルームを作成する
コラボフローのアプリを追加した際に、トークルーム「サービス通知」に届いたメッセージを利用して、
コラボフローBot専用のトークルームの作成ができます。
- トークルーム「サービス通知」に届いたメッセージの [Botを利用] をクリックします。
- トークルームの画面下部の [利用開始] をクリックします。
- トークルームの利用が開始されると、コラボフローBotの最初の応答が表示されます。
注意点
手順1のトークルーム「サービス通知」に届くメッセージは、コラボフローアプリを追加した際にのみ届くメッセージとなります。
メッセージが届いていないユーザーは、本設定方法はご利用いただけません。
他の設定方法をご利用くださいませ。
方法3:判定依頼通知でトークルームを自動作成する
コラボフローBot専用のトークルームを作成していないユーザーに通知が届いた場合、自動でトークルームが作成されます。
注意点
LINE WORKSでコラボフローの文書を呼び出すためには、事前にコラボフローBot専用のトークルームを作成する必要があります。
利用方法
コラボフローBotから新規申請する
- コラボフローBotを招待したトークルームにメッセージを投稿すると、メッセージの内容によって、コラボフローBotが申請可能な申請書を探してくれます。
例:「稟議」と投稿した場合は、「稟議」という文字が経路名、または経路の説明に含まれる申請書がアプリごとに表示されます。 - 対象の申請書をクリックすると、申請入力画面が表示されます。
連携設定で複数のインスタンスが設定されている場合
連携設定で複数のインスタンスが設定されている場合、トークルームにメッセージを投稿すると、設定されている各インスタンスで申請可能な申請書が検索されます。
例:連携設定でインスタンス「example1」と「example2」が設定されている場合は、各インスタンス毎に申請書が表示されます。
注意点
- 各インスタンスに対して申請書の検索を実行するため、各インスタンスの監査ログにAPIでのログイン等の記録が残ります。
- 各インスタンスに同一のユーザーIDのユーザーが存在する場合、各インスタンスの利用可能な申請書が検索されます。
コラボフローBotで、コラボフローの申請書に関する通知を受け取る
コラボフローBotでは、コラボフローの申請書に関する以下の通知を受け取ることができます。
- 自分に判定依頼が届いた際の通知
- 自分が申請した申請書が決裁、または却下された際の通知
- コラボフローBotに判定依頼や、申請した申請書が決裁した通知などが届くので、内容を確認し、通知下部の [開く] をクリックします。
- 申請書が表示されるので、承認などの操作をおこないます。
注意点
設定後に、コラボフローBotで申請可能な申請書が表示されない場合や、通知が届かない場合は、以下の記事の内容をご確認ください。
補足
コラボフローBotは、1つの環境で1つ作成することができます。
コラボフローのアプリケーションごとに作成することはできません。「アプリディレクトリからコラボフローのアプリを追加する」の連携設定で「認証コード」が未入力の場合は、コラボフローBotのメッセージに「【お試し中】」が表示されます。
お試し中に連携設定をおこない、お試し中に利用したコラボフローとLINE WORKSの環境をご契約後もそのまま利用する場合は、連携設定で「認証コード」を登録すると、コラボフローBotのメッセージに「【お試し中】」が表示されなくなります。
LINE WORKSとの認証統合
コラボフローとLINE WORKSでシングルサインオンの設定をすると、コラボフローBotのメッセージから申請書を開いた際に、コラボフローのログイン画面を表示させず、申請書の画面を表示させることができます。
LINE WORKSをIdpとした認証統合をおこなう方法については、「SAML認証を使用したシングルサインオンを構成する(LINE WORKS編)」をご確認ください。
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